2024年9月30日から放送を開始している朝ドラ『おむすび』。
平成元年生まれの主人公が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく物語です。
主人公の米田結を演じているのは橋本環奈さんで、ギャルになった姿が衝撃的でしたが似合っていましたね。
そんな主人公(米田結)の人物モデルは何と男性だそうで松丸奨(まつまるすすむ)さんという管理栄養士の方です。
男性の管理栄養士ってなかなか居ないと思うのですが、松丸さんは「全国学校給食甲子園」で優勝する程の実力のある管理栄養士さんだそうです。
今回は男性栄養士の松丸奨さんについて、プロフィールやエピソードを調査していきたいと思います!
朝ドラ『おむすび』モデルは男性栄養士の松丸奨!
#朝ドラおむすび メインビジュアルを公開🍙
— 朝ドラ「おむすび」公式🍙放送中 (@asadora_bk_nhk) September 9, 2024
栄養士として“縁・人・未来”を結んでいく米田結(#橋本環奈)。「あなたに、幸せでいてほしい」という、切なる願いが込もっています。
手がけられたのは、アートディレクターの #大島慶一郎 さんです。
詳細はこちら👇https://t.co/fhS5t7nine pic.twitter.com/ZjLCmSGXTy
都内の公立小学校で、栄養士として長年給食を作り続けている松丸奨さんは、朝ドラ『おむすび』の主人公の人物モデルになったと言われています。
第1回放送後には松丸さんがXに『朝ドラ「おむすび」に登場する、橋本環奈さん演じる米田結の人物モデルは松丸奨』と投稿しています。
※現在は、削除済み。
人物モデルは1人じゃなかった?
松丸さんがモデルになった話は有名ですが、実際の所は、色々な栄養士の方から話を聞いて作られたキャラクターだったようです。
脚本家の根本ノンジさんは、主人公のモデルがいないオリジナル脚本だと述べています。
取材協力をした内の1人だった訳ですが、調べてみると松丸奨さんはかなり型破りな栄養士さんだと分かりました。
気になったので詳しく見ていきたいと思います!
松丸奨のプロフィール
福島県講演終わりました おつかれさま♪ pic.twitter.com/YVJdNO2VSx
— 松丸奨@men's管理栄養士 (@matsumarurecipe) August 3, 2024
- 名前:松丸奨(まつまるすすむ)
- 生年月日:1983年(41歳)2024年現在
- 出身地:千葉県松戸市
- 職業:公立小学校栄養士(公務員)
専門学校卒業は千葉県にある市立病院で約5年間、栄養士として働き、現在は文京区立の柳町小学校にて勤務しています。
2013年には「第8回全国学校給食甲子園」で初の男性栄養士として優勝しています。
たしかに栄養士は女性のイメージで今まで私は見たことなかったですし、しかも給食甲子園で優勝する程の給食ってどんな味なんだろう?食べてみたいです。
松丸奨さんは、様々な資格などを持っており栄養士向けの講演会を全国で行なっています。
松丸奨さんの資格など一覧
- 管理栄養士免許
- 栄養教員免許
- 調理師免許
- フードスタイリスト、フードコーディネーター
- 農林水産省 和食給食有識者委員
- 和食文化継承リーダー
- スポーツフードスペシャリスト
- 幼児食インストラクター
- ダイエットインストラクター
松丸さんは学校で管理栄養士として働きながらも、メディアに出演したり本を出版したりと精力的に活動されています。
松丸さんは栄養教員免許も持っていますので、子供たちに食育について直接指導もできるスーパー栄養士先生ってことですね!
ドラマの監修もしており、天海祐希さん主演のドラマ『Chef〜三ツ星の給食〜』では給食の考案・調理指導を務めています。
ただ作るだけではない給食は栄養を考えるのも、難しいなと思います。子供たちのため、美味しくて栄養のある給食を作ろうと日々努力されているのだなと感じます。
朝ドラおむすびのモデルになったきっかけは?
朝ドラ『おむすび』では取材協力をした松丸奨さんですが、人物モデルになったきっかけは何でしょうか?
きっかけは、NHK制作統括者の宇佐川さんから松丸さんへ連絡がきたことから取材協力をしたようです。
「栄養士の番組を作りたいから、話を聞かせて欲しい。」と言われ、松丸さんは今までの経験や仕事について熱く語ったそうです。
人物モデルは1人ではありませんが、松丸さんの熱い思いを聞いた宇佐川さんが、主人公の米田結というキャラクターを作り上げるのに大いに参考にしたのは間違いなさそうですね。
松丸奨は給食に黄金色のラーメンを再現する給食バカ!
松丸奨さんは何と給食に、ラーメン激戦区池袋の中で負けないくらいの、最高に美味しい金色の淡麗塩ラーメンを出したそうですよ!!
そんなの私が食べたいくらいです!
松丸さんの座右の銘は「食事は子どもたちの夢や未来をつくる」。
朝から晩まで、ほとんどすべての時間を給食の献立作りに費やしているそうで、休日には自分で直接農家に訪ねに行くとか。
まさに給食バカですね!
松丸さんがこんなに熱くなれる理由は、学生の時の出来事にさかのぼるようです。
小学生の時のいじめ
僕は小学生のときにいじめに遭い、学校に行くのが嫌になった時期がありました。それでも学校に通えたのは、給食がおいしかったからです。遊び相手がいなかったので、休み時間やお昼休みはよく窓から給食室の中をのぞいていました。栄養士さんや調理員さんたちは何も事情を聞かず、優しく接してくれた。給食室が僕の居場所になり、そのおかげで、学校に通う気持ちを持ち続けることができました。
引用元:日経クロスウーマン
この時の出来事で松丸さんは、栄養士を目指すようになりました。
食育ってこういうことなのかな?と、食べて終わりじゃなく気持ちまで変化させてくれるんですね。
熱いエピソードまとめ
小学生の頃のいじめがきっかけで、給食を作る管理栄養士になった松丸奨さん。
本人はただがむしゃらに子どもたちに美味しい給食を食べてもらいたいという思いですが、松丸さんについて調べるとものすごい熱いエピソードがたくさんありました!
- 取材に来たディレクターや記者に「日本一の栄養士を取材してみたら、日本一の事実よりも、給食のために熱すぎてぶっ飛んでいて面白い!」と言われた。
- 公立小学校の給食でここまでやっている人を見た事がない。
- 子どもたちの好き嫌いを改善するために、レシピ研究と試作を深夜までやっている。
- チーズインハンバーグの試作のため、2週間ハンバーグ生活。
- 究極の揚げパンを作るため、100個以上作って食べて顔がテカテカになる。
- 最高の食材を求めて休日は農家さんのところへ足を運ぶ。
- 男性の栄養士が珍しいから職質されたことがある。
- 給食の試作をたくさんしたいから、大食いの練習をする。(食事前に大量に食べる)
- 給食ばかと呼ばれる程、突っ走りすぎて日本一になった。
どれも普通には考えられない程の熱いエピソードでしたね。
松丸さんは、全ては子どもたちのためであり、最高に美味しい給食を作って食育体験をさせてあげたい一心で動いていると語っています。
朝ドラ『おむすび』のあらすじ
2024年の9月30日から放送が開始されている朝ドラ『おむすび』。
物語は米田結が高校に入学したところからスタートします。
舞台は、豊かな食材の宝庫、福岡県の糸島で、主人公の米田結がさまざまな出会いを経て「人の役に立つ喜び」に目覚め、栄養士を目指す物語。
連続テレビ小説「おむすび」。ドラマ主演は橋本環奈。平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、主人公・米田結が、激動の平成・令和を思いきり楽しく、時に悩みながらもパワフルに突き進みます!
引用元:NHK
主人公の結が、阪神・淡路大震災で被災したこと、食材豊かな糸島で育ったこと、ギャル文化と出会い「ギャル魂」を胸にポジティブに前に進んでいく、これらの経験を通して「食で人を元気にする」栄養士につながっていく様子が描かれるそうです。
主演:橋本環奈(米田結)
脚本:根本ノンジ
根本ノンジさんは『相棒』シリーズ、『監察医 朝顔』『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』『正直不動産』などを手掛ける大ベテランの脚本家です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は朝ドラおむすびのモデルは男性栄養士の松丸奨!給食に黄金色のラーメンを再現する給食バカ!について調査してみました。
- 松丸奨さんは、朝ドラ『おむすび』の主人公の人物モデルのうちの1人。
- 男性栄養士であり「給食甲子園」で日本一になった栄養士。
- 給食に対して熱すぎる思いがあるため、取材で驚かれる熱いエピソード多数。
- 給食にラーメン激戦区に負けない金色のラーメンを作った。
- 栄養士になったのは、小学生の時に食べた給食が美味しかったから。
これからも子どもたちに美味しい給食を作り続けてほしいです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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