全国最年少の市長として、27歳で初当選した石田健佑(いしだけんすけ)議員。
秋田県大館市の市議会議員に昨年初当選し、2年目にして大館市長に選ばれています。
どんな市政を見せてくれるのか、これからの活躍に期待が高まりますね。
そんな石田健佑さんの経歴や家族構成が気になったので調べてみました!
石田健佑さんと双子の弟、石田陽佑さんはカブトムシで起業を成功させた秀才でもあります!
石田健佑のWiki経歴
昨日、当選証書をいただきました。
— 石田健佑|大館市長 (@0623_top) September 3, 2024
怒涛のスケジュールですが、気を引き締めて公務にあたってます。
8月31日 選挙最終日
9月1日 投開票
9月2日 初登庁
9月3日 各部打ち合わせ
1週間後には9月議会
充実しておりますが、お祝いのメッセージをお返しできず申し訳ありません🙇♂️#大館市… pic.twitter.com/vMeZhQwCxZ
- 名前 石田健佑(いしだけんすけ)
- 生年月日 1997年6月23日(27歳)2024年現在
- 出身地 秋田県大館市
- 学歴 青森市立南中学校→青森県立青森工業高等学校
- 前職 大館市議会議員(2023年5月1日〜2024年6月30日)
- 現職 秋田県大館市市長(2024年9月1日〜現職)
高校卒業後、東京メトロへ就職
石田健佑さんは高校を卒業後、地下鉄を運営している東京メトロへ就職し電気部へ配属されています。
電気部では変電設備のメンテナンス業務や通信関係、変電線の修繕などを管理し、重要な部署として交通インフラを支えています。
DMMアカデミーへ転職
東京メトロを退社後、DMMアカデミーへ入社し経営企画室で勤務。
ここでの経験がこれから先の起業や市長へ立候補していく基盤になったかもしれませんね。
1度目の企業が失敗、大館市へ帰郷
石田健佑さんが20歳の時に、渋谷で「株式会社LaTie」というIT・マーケティング事業を行う会社を起業しましたが半年で失敗してしまいます。
「競合他社がひしめくところに参入したんですが、自分が好きなことをやるのではなく、お金を稼げるかどうかを優先してやっていたので、どうしても熱意が取引先などに伝わらなかった。事業に思い入れがないから仕事をしていてもどこか楽しくなかったですし、あっという間に飲み込まれてしまいました」
NHKオンライン
やはり会社を立ち上げるということは簡単ではありませんね。
同じ時期に石田さんの祖父が体調を崩したタイミングで、故郷の大館市へ帰郷しています。
大館市でIT関係の仕事を探しますが、なかなか見つからず無職の時期が1年間ありました。
秋田県の山の多い地域ですから、なかなか仕事を見つけるのは難しかったようです。
慶応義塾大学に合格、学費が払えず断念。
大館市での1年の間に慶応義塾大学環境情報学部を受験し見事合格しています。
しかし、入学金が払えずに断念することになってしまいました。(入学金含む初年度約167万円)
せっかく受かったのに、入学を諦めるのはすごく辛かったでしょうね。
カブトムシで起業『株式会社TOMUSHI』設立
昔からカブトムシが好きだった石田健佑さん(代表取締役)は双子の弟の石田陽佑さんと共に『株式会社TOMUSHI』を設立します。
産業廃棄物をエサにして育ったカブトムシを展示するイベントを全国に展開しています。
食料不足の解消を目指すをコンセプトにスタートアップ企業として注目されました。
カブトムシで起業しようと思った柔軟なアイデアが素晴らしいですね。
石田健佑さんは大館市地球温暖化対策実行計画委員、福島県田村市昆虫サポーターとそれぞれ経験しています。
政治に挑戦
政治の世界へ専念するために、弟の石田陽佑さんに経営を任せ退任しました。
2023年4月23日の大館市議会議員選挙に立候補し初当選。
最年少と最多得票数4215票という異例の当選でした。
大館市の方の関心の高さが分かる結果ですね。
2024年9月1日に大館市長選に立候補して初当選。
強力な後ろ盾を持った日景健吾さんに僅差で破り見事、27歳という若さで全国最年少の市長となりました。
石田健佑さんは「子や孫世代と共に栄える大館」を目指しています。
石田健佑さんに大館市を変えてもらいたい、一緒に変えていきたいと思わせる人物なのではないでしょうか?
石田健佑の家族構成は?
石田健佑さんの家族構成を調べてみた所、ご本人は結婚してお子さんもいらっしゃるようです。
ご家族は一般の方なので、お名前は不明でした。
- 父?
- 母?
- 本人 双子の兄(石田健佑さん)
- 双子の弟 (石田陽佑さん)
- 祖父
- 祖母 (アツ子さん)
- 妻
- 息子
市長に初当選した時の映像に、奥様と息子さんご家族が映っています。
Xのプロフィール画面に和装の石田さんと妻であろう奥様の背中が撮られています。
Instagramの投稿にも息子さんと祖母と思われる写真が載っています。
またNHKオンラインに載っていた記事には幼少期の祖母との写真が使われています。
祖父の調子が悪いと言われ、兄弟2人共帰郷し同居していることから、お父さんとお母さんが何かしらの事情で側にいないではないかと思われます。
写真からはおばあちゃんに愛されて育っていることがよく分かります。
石田健佑はカブトムシで起業した秀才!
『(株)TOMUSHI』かぶ・とむし
と読むそうです!面白そうな会社ですね!!
TOMUSHIはカブトムシを使って廃棄物を処理し、成長した個体を販売する、循環型の事業です。
兄弟2人でカブトムシを飼い始めたのが事業化のきっかけだそうです。
弟の陽佑さん
「育てた成虫の写真をネットにアップしていたら、『すごい立派ですね』とか『どこで買えますか?』と反応があったので、それを販売して売り上げたお金でまた飼育するという単純な事業を始めたんです」
また祖父母から400万円を借出資してもらい、飼育のためのエサ代や農作業をしていた小屋のリフォーム代に当てています。
幼虫を育てて販売する事業を始めた石田兄弟。
カブトムシの幼虫に必要な「マット」を他の虫に食べられるアクシデントから、買い直す経費がかさんでしまいます。
そんな時に農家の人が処分に困っていた、農業で出た有機廃棄物をカブトムシのエサにすることを思いつきます。
研究を重ねた結果、ノウハウの提供を受けた農家が有機廃棄物をエサにカブトムシを育てます。
成虫になったカブトムシはTOMUSHIが買い取りECサイトで販売。(数千円~3万円)
このビジネスモデルを作り上げ、初年度で1億8000万円を達成しています。
さらにカブトムシを使って活動を広げていきます。
- 食品ロスの活用
- 有機廃棄物で育てた昆虫の展示や販売
- 有機廃棄物で育ったカブトムシの食品化
小さなころから大好きだったカブトムシで起業に成功したのは本当にすごいですね!
TOMUSHIの公式サイトには、昆虫専門サイト「ムシペディア」や昆虫専門店「ビーラボ」があります。
見ているだけでも昆虫好きにはたまらないサイトになっていますよ。
育てて販売するだけではなく、環境のことや未来のことを考えた熱い思いで、この事業を成功に導いたんではないでしょうか?
石田健佑さんは政治に専念するため、2024年2月29日で代表取締役を退任しています。
新たに弟の陽佑さんが就任しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
全国最年少の市長として、27歳で初当選した石田健佑(いしだけんすけ)議員。
1度目の起業に失敗し、大学の入学も諦めることになり無職の日々を過ごした石田健佑さん。
しかし、故郷の大館市へ戻り大好きなカブトムシから再び起業し成功させました。
そんな熱い思いから、政治の道へ進むことに。
これから市長としてどんな活躍を見せてくれるのか、期待が高まりますね!
最後までご覧いただきありがとうございました。